別れ。
今は卒業シーズンですか。
校舎の窓ガラス壊して回ったあの頃が懐かしいです。
嘘です。
卒業シーズンに伴い、就職で札幌を離れる後輩がいる。
後輩といっても北大の大学院を出たとてもとても頭のいい男なんだけど。
たったの半年、俺の下でハンバーガーを作っていただけで後輩と言われてしまうなんて、どうにもかわいそうだ。
考えてみると、そのハンバーガー屋さんでの後輩、とても高学歴だ。
北大大学院二名、樽商一名、酪農一名、学園一名。
揃いも揃って、勉強はできるけど性格は考えられないくらいバカなメンバーなんだけど(笑)
何でこんな連中が集まってハンバーガー作ってたのかはわからないけど、とにかく仲がいい。
一番年上というだけの理由で敬われる自分が時々恥ずかしくなります。
けど、奴らにはでかい顔をしておきます。
札幌を離れる男の名前は…ビル!
…いや、日本人です。
そのハンバーガー屋の事務所が「○○ビル」っていうところに入っていてその「○○」がビルの名字と一緒だったという、ただそれだけの理由で「ビル」というあだ名がついた彼。
電話をかけると8割くらいの確率で「ビル!」と言いながら電話に出ます。(笑)
そのビルが、昨日卒業式が終わり、友人との飲み会の最中に抜け出して、わざわざうちまで駆けつけてくれた。
「お世話になりました」っつって。
お世話したの半年で、その後5,6年は普通に友人として遊んだりしてただけなんだけど(笑)
でも嬉しかった。
気軽には遊べなくなるけど、たまに帰ってきてまたみんなで遊びたい。
彼が家にいたのは30分。
短い?
そうかもしれない、でもわざわざすすきのから抜け出して澄川まで来てくれたんだ。嬉しいじゃないか。
これからすすきのまで戻らなきゃいけないんだ。
そうそう、これからすすきのに戻って風俗に。
…ん?
いや、最後の夜だもんな!
ちょっとくらいハメはずしてな!
俺をタクシー代わりにすすきのまでな!
…ん?
車の中で、色々と激励の言葉を送り、最後車を降りる時に彼は言いましたよ。
「カチカチっす!」
ビル!
校舎の窓ガラス壊して回ったあの頃が懐かしいです。
嘘です。
卒業シーズンに伴い、就職で札幌を離れる後輩がいる。
後輩といっても北大の大学院を出たとてもとても頭のいい男なんだけど。
たったの半年、俺の下でハンバーガーを作っていただけで後輩と言われてしまうなんて、どうにもかわいそうだ。
考えてみると、そのハンバーガー屋さんでの後輩、とても高学歴だ。
北大大学院二名、樽商一名、酪農一名、学園一名。
揃いも揃って、勉強はできるけど性格は考えられないくらいバカなメンバーなんだけど(笑)
何でこんな連中が集まってハンバーガー作ってたのかはわからないけど、とにかく仲がいい。
一番年上というだけの理由で敬われる自分が時々恥ずかしくなります。
けど、奴らにはでかい顔をしておきます。
札幌を離れる男の名前は…ビル!
…いや、日本人です。
そのハンバーガー屋の事務所が「○○ビル」っていうところに入っていてその「○○」がビルの名字と一緒だったという、ただそれだけの理由で「ビル」というあだ名がついた彼。
電話をかけると8割くらいの確率で「ビル!」と言いながら電話に出ます。(笑)
そのビルが、昨日卒業式が終わり、友人との飲み会の最中に抜け出して、わざわざうちまで駆けつけてくれた。
「お世話になりました」っつって。
お世話したの半年で、その後5,6年は普通に友人として遊んだりしてただけなんだけど(笑)
でも嬉しかった。
気軽には遊べなくなるけど、たまに帰ってきてまたみんなで遊びたい。
彼が家にいたのは30分。
短い?
そうかもしれない、でもわざわざすすきのから抜け出して澄川まで来てくれたんだ。嬉しいじゃないか。
これからすすきのまで戻らなきゃいけないんだ。
そうそう、これからすすきのに戻って風俗に。
…ん?
いや、最後の夜だもんな!
ちょっとくらいハメはずしてな!
俺をタクシー代わりにすすきのまでな!
…ん?
車の中で、色々と激励の言葉を送り、最後車を降りる時に彼は言いましたよ。
「カチカチっす!」
ビル!