世界で有数の。

お風呂屋さんでアルバイト。

初めてだからいろいろ教えてもらえると思ったら担当の岸谷吾郎みたいな人は「ここは世界でも有数の風呂屋だからな。厳しくいくぞ。」と言ったきりほとんど何も教えてくれない。
仕方ないのでただただ床を磨くばかり。

そこのお風呂屋さんは何故かラーメン屋も兼ねてて、従業員はラーメンも作らねばいかんのです。

ところがその岸谷さん、ラーメンの作り方さえも教えてくれないのです！
とりあえず作ってみろ。って。
とりあえず作って客に出してみろ。って。

…客に！？

なんと無茶苦茶な…

どうにかこうにか無難に作って出したけど常連ぽいお客さんはものすごく不安そうで…
味の感想を聞く前に休憩に出され、とてもとても不安な休憩時間を過ごして仕事場に戻ると、他の従業員が岸谷さんに
「どうして何も教えてやらないんですか？」
みたいなことを聞いており、それを陰から聞いていると岸谷さんが
「あいつは俺の若い頃に似ている気がするんだ。だからあいつには成長してほしいんだよ。」
みたいなことを言っているのを聞いてちょっと涙ぐんだ…

よし！岸谷さんのためにも頑張るぞ！！！



…という夢を見た。

ナニコレ！？

全く意味わからん。
何だよ世界有数のお風呂屋さんて！