旧・能登英輔の「のとのーと」

のとのーとの過去記事

感想。

怪獣無法地帯「猫と針」の感想。

恩田陸の初の戯曲!
…との話でしたが、僕はよく知りませんでした(笑)
小説家とかあんまり知らないです。
言ってしまえばお芝居とかあんまり詳しくないです。

そんなこんなでどんなお芝居かなーと思って観に行きました。
こんなこと言っては申し訳ありませんが、正直言ってあまり期待しておりませんでした。

結果、とても面白かった!
怪獣さん申し訳ありませんでした。
話も結構好きでしたし、何より演出が面白かった。
棚田さんすげーなーと思いました。
道具の使い方が、何というか…良かった。

レッドベリースタジオという所はあまりお芝居をするには向いていないと思うんですが、今回の芝居には非常に適していたと思います。
それでも最前列で観てしまったせいか、役者との距離が近すぎてやっぱりちょっと嫌ではありましたけど(笑)

役者さん達もどこか怪しいというか、何かが不自然という上手い所をついていたと思います。おそらく狙いであったと思うんですが。というか狙いであってほしいのですが。
この、何か怪しいとか何か不自然というのを出すのは非常に難しい。
やりすぎてもやらなさすぎてもダメという。
どちらかと言えばやりすぎていたとは思うんですが、そこまで変に思わない空気感が出来ていたので受け入れられたんだと思いますね。


うん。面白かったです。
あまり期待しないとか、調子に乗ってすいませんでした。
どうもね、怪獣さんはきっとドタバタだろうとか変な先入観があったりして。
猛省中。