旧・能登英輔の「のとのーと」

のとのーとの過去記事

感想。

先週、演劇公社ライトマン「新しい友達」観て参りました。
感想書くかどうか悩んだけど、芝居を観た後は正直に感想を書く!という勝手な目標を立てたのでやっぱり書くか。
書くかどうか悩んだのはずばりつまらなかったから。
と言っても、芝居は好みに左右される部分がかなりあるし、僕は演劇評論家でも何でもないんで、戯言として読んでいただいて結構です。

と、こんなこと書くのは演出の重堂君がネットで感想探しまくる!って言ってたから怖くてね…(笑)


えー、話自体は割と好きでした。
宇宙人マイケル役の田村君はいいキャラだったし、あの役者さんの味を上手く出していたと思う。
ただ、役者の話で言うとフレンチ君があまりにひどい。
重堂君も決して上手いとは言えないんだけど、何か味があって期待感がある。
惹き付けられる何かがあれば結構それだけで良かったり、納得いったりするんだけどフレンチ君は正直言って観る側にとってストレスとなってしまってた。
ポイントで使うのであればまだしも、メインではしんどい。
それは彼をそのポジションで使った重堂君にも大きな責任があると思う。
使うのであれば鍛えるべきだし、あれでいいと言うのであれば残念としか言いようがない。
あと、どういう理由なのかわからないけど、出さなくてもいいような役が割と多く…
さらに話の上での繋がりが薄い為に登場人物間の関係性がイマイチ。
あれくらいの繋がりならば極端な話、メインの5人もしくは4人でもう少し濃くやってみたら良かったのではないかと思う。
おそらくはそれなりの思惑があったんだろうけど、伝わらなかった。

役者さん達はそれぞれもう一つ、二つ上を見なくちゃいけないと思う。
全部が中途半端に終わってしまっていた。
宇宙人の彼が際立ったキャラクターだっただけに、そこら辺のバランスが悪かったように感じた。

とまあひどいことばかり書いて申し訳ないんですけども、結構笑ったりもしました。
しっかりやっている劇団のひとつだし、重堂君の知名度も札幌演劇界の中では高いんだし、これからも頑張ってもらいたい。
名指しでひどいこと言ってごめんなさい。




はぁ、やっぱり感想ってエネルギー使うわ…怖いし…
ぬふぅ。