ヒール。

朝青龍が引退かー。
こないだの場所で優勝しているのに引退しなければならないっていうのはアスリートとしてはどうなんでしょうな。
力はあるのに辞めなければならないという。
「横綱」としてふさわしかったかどうかは別にして、やはり強い者がいなくなるっていうのは寂しいものだなー。

ヒールというのは結構必要なもので、特に格闘界にとってはかなり重要だと思うのですよ。
昔のプロレスなんかを見ると良くわかるけど、悪役がいてそれを倒すヒーローがいる。
わかっていても盛り上がるものなんでしょうね。
水戸黄門みたいなもんです。

本人が意図してるのかどうかはわからないけど、ボクシングの亀田にしても朝青龍にしてもマスコミや世論には色々と叩かれたものの、興行的にはずいぶんと貢献してると思う。

そこで僕は考えた。
僕の大好きな将棋、年々競技者人口が減ってきているらしい。
ならば、悪役が現れればいいのです！
負けそうになったら盤をひっくり返し、駒を投げつけて退席など…でも強い！
そいつを羽生さんあたりがやっつけてくれるという展開ならば、将棋界も一気に盛り上が…

無理でしょうな。
そもそもそんな態度で何度も将棋させてもらえるとは思えない（笑）
朝青龍よりも早くクビになることでしょう。

ならば！
僕もやっている芝居、演劇界でヒールを！
どうすりゃいいのか。
んー、芝居を途中でやめて悪態をつき始めたり、お客さんを罵倒し始めたり…

…ダメだ。絶対観にいかねー（笑）