悪習。

昨日、ヤクルトのバレンティンがホームランを打ち、日本記録である５５号に並んだ。
しかしながら、やはりというか・・・記録が伸びるにつれて四球も増える。
ホームランを打たれたくないから厳しく攻めるというのはわかるが、試合展開上もしホームランを打たれたとしても痛くない場面でも勝負を避ける。
これはどういった意図なのか。
王さんの記録を抜かれたくない、ということなのか。
それとも外国人だからなのか。

誰が言ったのか「記録は破られるためにある」。
記録を塗り替えて、またその新しい記録を塗り替えるために頑張る。
そういった戦いでいいじゃないか。
バース、ローズ、カブレラと王さんの記録に迫ったバッターは何人かいたけど、やはり勝負を避けられることが多く、まだその記録は破られていない。

今回のバレンティンの場合、残り２２試合（？）くらい残っており、打席にすれば８０～９０打席くらいあるわけでよっぽどのことがない限り記録更新は間違いないだろう。
よっぽどのことがない限り・・・
日本プロ野球の偉大な記録が外国人に破られて悔しいという思いもおそらくあるんでしょうが、それをまた更新できるような偉大な選手が現れることを望む方が正しいと思う。

なるべく早めに記録更新してもらって、古い記録を一生懸命守ろうとする悪習から解き放ってもらいたい。